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7月の誕生石インカローズの石言葉とは?宝石としての特徴と価値もご紹介

インカローズ

インカローズは、「バラ色の天然石」と呼ばれる、赤やピンク色の優しい色合いが魅力の宝石です。

7月の誕生石として紹介されることがありますが、実は日本ジュエリー協会や山梨県水晶宝飾共同組合が制定した誕生石リストには含まれていません。

それでも、独自の魅力を持つインカローズを自分の誕生石として楽しむ方が多くいらっしゃいます。

この記事では、誕生石としてのインカローズの魅力やパワーストーンとしての効果、宝石としての価値や特徴などを詳しくご説明いたします。

インカローズのことを知りたい方や、インカローズの購入や売却をご検討されている方は、ぜひご参考にしてください。

 

7月の誕生石「インカローズ」の石言葉

7月の誕生石「インカローズ」の石言葉

7月の誕生石に挙げられるインカローズは、「バラ色の愛」「夢」「情熱」という石言葉を持っています。

その情熱的な赤と柔らかなピンクが溶け合う色合いは、愛と希望、心の温かさを象徴する宝石です。

この石は、運命のパートナーとの巡り合いや素敵な恋愛、そして結婚へと導く力を持つとされています。

そのため、新たな出会いを求めている方や、恋愛において前向きな一歩を踏み出したい方にぴったりの宝石です。

また、インカローズは情熱を象徴する石でもあり、恋愛だけでなく、人生における目標や夢を追い求める力を与えてくれると信じられています。

このように、インカローズは7月生まれの方への特別なプレゼントや、愛情を込めたギフトとしておすすめの宝石です。

 

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7月の誕生石「インカローズ」の特徴|産地・耐久性・ロードクロサイト

インカローズの主な産地は、アメリカ、南アフリカ、アルゼンチン、ペルーで、日本でも過去に青森県や秋田県で産出されたことがあります。

ここでは、インカローズの産地ごとの特徴や耐久性、また「ロードクロサイト」という名称との違いについて詳しくご紹介します。

 

インカローズの主要な産地

インカローズは、産地ごとに色や透明度、模様が異なり、それぞれ独自の魅力を持っています。

そのため、産地ごとの違いを楽しみながら収集するコレクターも少なくありません。

ここでは、主要な産地とその特徴をご紹介します。

 

アメリカ

アメリカのコロラド州アルマのスウィートホーム鉱山は、最高級のインカローズの産地として知られています。

この鉱山では、ルビーに匹敵する鮮やかな赤さと、均整の取れた結晶が特徴的なインカローズが採掘されていました。

一度閉山されたものの1991年から2005年にかけて再び採掘が行われ、その期間に約1億ドル(約110億円)相当のインカローズが産出されました。

このような背景から、スウィートホーム鉱山のインカローズは、その品質の高さにより非常に高い評価を受けています。

 

南アフリカ

南アフリカも良質なインカローズの産地として知られています。

南アフリカ産のインカローズは、赤やピンクに加えて珍しいオレンジがかった色味が含まれることが特徴で、コレクターや愛好家に人気です。

 

アルゼンチン

アルゼンチンは、世界最古のインカローズの産地として知られています。

この地にある鉱山では、ピンクと赤の縞が織りなす美しいバラ模様のインカローズが採掘されています。

しかし、近年では産出量が減少しており、希少性が高まっています。

 

ペルー

ペルー産のインカローズは、赤に茶色がかった独特の色合いが特徴です。

透明度が低いものが多く、ビーズやドーム型の「カボションカット」に加工されることが一般的です。

ペルー産のインカローズは、美しい模様である上、パワーストーンとしても高い人気を誇っています。

 

インカローズは非常に繊細な宝石

インカローズのモース硬度は3.5~4と低く、とても割れやすい宝石です。

特定の方向から衝撃を受けるとひび割れや欠けが生じやすい「劈開(へきかい)」が三方向に見られるため、丁寧な取り扱いが必要です。

また、紫外線や湿気にも弱いため、暗く湿気の少ない場所に保管することが推奨されます。

 

インカローズとロードクロサイトは同じものを指す

「インカローズ」と「ロードクロサイト」は、実は同じものを指します。

「インカローズ」は流通名で鉱物名は「ロードクロサイト」という区別が基本的な分類ですが、バラの花びらのような模様を持つものを「インカローズ」と呼ぶことが多いようです。

名称の違いを理解しておくと、購入や情報収集の際に役立ちます。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

日本では、流通名と鉱物名という分類のほかに、透明度や希少性で名称を使い分ける傾向があります。

ジュエリーとして使用される高品質なロードクロサイトは非常に希少とされており、透明度が高く鮮やかなチェリーレッドが特徴です。

一方、インカローズは透明度がやや低めで、ビーズ状に研磨されることが多く、主にパワーストーンとして親しまれています。

このように、用途や加工方法にも違いが見られる点が特徴です。

 

インカローズのパワーストーンとしての効果

インカローズさざれ石

インカローズは、赤やピンクの愛らしい色合いからイメージできる通り、バラのように華やかで温かいエネルギーを持つパワーストーンです。

その鮮やかな色彩は、見た目の美しさを楽しめるだけでなく、心にもポジティブな影響を与えるとされています。

この石が持つ癒しのパワーは、人を愛し、自分自身を愛する力を高めることで、愛の循環を生み出すと信じられてきました。

その結果、心に満ち足りた幸福感をもたらし、人生を豊かにすることが期待できるのです。

インカローズは特に、運命の人と出会いたい方や恋を実らせたい方、夫婦仲をより深めたい方におすすめの石です。

また、過去の恋愛で受けた傷や失恋の悲しみを癒し、新たな一歩を踏み出す力を与えてくれるとも言われています。

そのため、インカローズは恋愛や心の癒しをサポートするお守りとして、幅広い方々から愛され続けています。

 

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インカローズの歴史

ロードクロサイト原石 (インカローズ)

 

インカローズは、13世紀頃のインカ帝国の時代に現在のアルゼンチンのサン・ルイス州の鉱山で発見され、「神聖な石」としてお守りに使われていました。

その後しばらくして採掘は行われなくなりますが、1800年代にルーマニアで再び発見されると、独特な色合いや模様がヨーロッパで注目を集め、貴族や上流階級に愛されました。

近年では、高品質なインカローズの産出量が減少しており、その価値はさらに高まっています。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

インカローズという名前は、「インカ帝国」と「バラ」に由来すると言われています。

一方、「ロードクロサイト」という名称は、ギリシャ語で「バラ」を意味するrhodonと「色」を意味するchromaを組み合わせたもので、「バラ色」という意味を持ちます。

その名の通り、バラを思わせるピンク色と独特の縞模様が特徴的で、美しい装飾品や鑑賞用の彫刻としても高い人気を誇っています。

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価値が高いインカローズの特徴とは?

ロードクロサイト

インカローズの価値を決める主なポイントは、「色」「カット」「透明度」の3つです。

特に注目されるのは色で、赤みが強く鮮やかなものほど高く評価され、高級ジュエリーの素材として使用されることもあります。

また、色の美しさに加え、カットの仕上がりと透明度も宝石の価値を左右する重要なポイントです。

これら3つのポイントについて、以下で詳しく解説いたします。

 

インカローズの価値を色の観点から見ると、特に重要なポイントは「赤みの強さ」と「キャッツアイ効果の有無」です。

色が濃く鮮やかなほど価値が高く、中でも「チェリーレッド」と呼ばれるタイプは、非常に高い評価を受けます。

また、白くはっきりとした美しい模様が入っているものや、地色が濃いピンク色のものも人気です。

さらに、「キャッツアイ効果」もインカローズの価値を大きく左右します。

この効果は、石の内部に光が筋状に見える現象で、非常に希少なものであり、キャッツアイ効果が現れるインカローズは特に高価で取引されています。

 

カット

インカローズはモース硬度が低いため、非常に繊細な宝石であり、衝撃に弱いという特性があります。

この特性から、インカローズのカットは難しく、バランスの取れた美しいカットが施されたインカローズは希少です。

そのため、優れたカットが施されたものは市場価値が高く、特にサイズが大きいものはさらに希少性が高まります。

 

透明度

透明度もインカローズの価値を左右する重要な要素です。

インクルージョン(内包物)が少なく透明度が高い石は、特に高額で取り引きされます。

中でも「ピンクローズ」と呼ばれる高透明度タイプは、その美しい輝きと希少性から非常に人気があります。

また、インカローズは、透明度の高いタイプと不透明で縞模様があるタイプの2種類に分類されます。

特に透明度が高いタイプは、非常に高く評価されています。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

インカローズは、レッドベリルやベニトアイトとともに「アメリカ3大希少石」と称される、非常に希少価値の高い宝石です。

おたからやには、宝石に精通した経験豊富な査定員が在籍しております。

インカローズの売却をご検討中の方や、お手持ちのインカローズの価値について詳しく知りたい方は、ぜひ安心してご相談ください。

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